宮城県でX線検査をするなら押さえておきたい基礎知識

X線検査とは
X線検査とは、放射線の一種であるX線を照射し、普段目には見えない体や物の内部を調べる検査のことを言います。X線を照射して物の内部を透過し、平面に撮影することで、目には見えない異常を見つけ出すことができます。医療における検査で使われているイメージが強いX線ですが、工業におけるX線検査は、非破壊検査と呼ばれる、物を壊さずに検査する技術として用いられています。
X線検査の流れ
X線検査の流れとしては、まず、対象物に対して放射線(X線)を照射します。放射線は、対象物を透過しながら、対象物との相互作用によって次第に弱くなります。この時に、対象物に欠陥が存在した場合、欠陥部位は健全な部位に比べて放射線がよく透過します。そのため欠陥部位がフィルム・蛍光板上に黒い象として検出されて、欠陥を検出することができます。
X線検査が行われる場所
X線検査が行われる部位は、対象物の内部になります。一般的に、目に見える表面上や、他の検査方法でも容易に検出できる表面付近の欠陥については、X線を用いた検査を行いません。今までは、対象物の内部の状況を把握するためには、対象物を破壊・切断して調べる必要がありました。しかし、X線検査などの非破壊検査と呼ばれる検査方法によって、対象物を破壊することなく内部の状況を検査できるようになったのです。よってX線検査は、表面から遠い内部の検査に向いている検査と言えるでしょう。
X線検査の注意点
X線検査においては、気をつけなければいけない非常に重要な注意点があります。それは、X線は放射線の一種なので、放射線に対する安全管理の徹底が必要だということです。人体は、多量の放射能を浴びると、分子が変化して健康に害が発生します。これを「被ばく」と言い、ガンや白血病、遺伝的影響につながります。X線検査を行う際には被ばく防止に十分気をつけましょう。